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考える時間

ニュース、本、ゲームについて気になる事をひたすらに調べるブログ

武力攻撃予測、切迫、発生事態の違いについて

 

政府は、北朝鮮が日本領海内に弾道ミサイルを発射した場合、自衛隊への防衛出動の発令が可能となる「武力攻撃切迫事態」に認定する方向で検討に入った。

 核・ミサイル開発を進める北朝鮮による挑発行為が増長するなか、適切な防衛態勢を整える必要性があると判断した。

 

領海に北ミサイルなら「武力攻撃切迫事態」検討 : 政治 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

 

とは言ったモノの

武力攻撃予測、切迫、発生事態の違いって何なのさ

 

ってか何をもって武力攻撃ってするの?

気になったので調べてみました。

 

 

武力攻撃切迫事態の定義とは

 

 

最近定義の話が好き。

 

そんなことはさて置き、定義について詳しく聞いている資料を発見したぞ

 

質問主意書:参議院

戦争法案における諸「事態」に関する質問主意書 福島みずほ議員

 

結構長い内容だから、今回のニュースに関わっている所だけ

バシッと抜き出すぜ

 

1 武力攻撃が発生した事態 の定義って何?

 

2 武力攻撃が発生する明白な危険が切迫していると認めるに至った事態 の定義は?

 

3 武力攻撃予測事態 の定義は?

 

やるじゃねぇか福島みずほ議員

 

これはつまり、安保関連法案で、個別的自衛権の範囲内で自衛隊が出動できる状況を、緊迫度の段階に応じて

 

1 武力攻撃発生事態(発生事態)

2 武力攻撃切迫事態(切迫事態)

3 武力攻撃予測事態(予測事態)

 

の3段階に分けているから、それぞれの定義を聴いたって事だな

 

因みに1が一番緊迫度ヤバイからね、見たらわかると思うけど

 

んで、これに対する政府の答弁書がこちら

 

質問主意書:参議院

参議院議員福島みずほ君提出戦争法案における諸「事態」に関する質問に対する答弁書

 

以下、引用

 

 お尋ねの「武力攻撃が発生した事態」、「武力攻撃が発生する明白な危険が切迫していると認めるに至った事態」、「武力攻撃予測事態」の定義については、武力攻撃事態等における我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全の確保に関する法律(平成十五年法律第七十九号。以下「事態対処法」という。)第二条第二号及び第三号、に規定するとおりである。

 

要はググレカスとしか書いていないから、しょうがないからググってやるよ!

 

武力攻撃事態等における我が国の平和と独立並びに国及び

国民の安全の確保に関する法律 

 

第二条第二号及び第三号及び第四号

 

第一号もついでに載せてあげる

 

一  武力攻撃 我が国に対する外部からの武力攻撃をいう。


二  武力攻撃事態 武力攻撃が発生した事態又は武力攻撃が発生する明白な危険が切迫していると認められるに至った事態をいう。


三  武力攻撃予測事態 武力攻撃事態には至っていないが、事態が緊迫し、武力攻撃が予測されるに至った事態をいう。

 

 

以下ソース

武力攻撃事態等及び存立危機事態における我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全の確保に関する法律

 

 

おいマジか、そのままか

なめんなよオイ

 

って思ってしまうんだけれども

実はこの法律続きがあって

 

 第二章 武力攻撃事態等及び存立危機事態への対処のための手続等

(対処基本方針)
第九条  政府は、武力攻撃事態等又は存立危機事態に至ったときは、武力攻撃事態等又は存立危機事態への対処に関する基本的な方針を定めるものとする。


2  対処基本方針に定める事項は、次のとおりとする。
一  対処すべき事態に関する次に掲げる事項
イ 事態の経緯、事態が武力攻撃事態であること、武力攻撃予測事態であること又は存立危機事態であることの認定及び当該認定の前提となった事実
ロ 事態が武力攻撃事態又は存立危機事態であると認定する場合にあっては、我が国の存立を全うし、国民を守るために他に適当な手段がなく、事態に対処するため武力の行使が必要であると認められる理由
二  当該武力攻撃事態等又は存立危機事態への対処に関する全般的な方針
三  対処措置に関する重要事項

 

と書いてあるように、どうやら予め 〇〇をもって

武力攻撃切迫事態(切迫事態) とする!

と決めているのではなくて

 

何かヤバイ感じになってから、これは

武力攻撃切迫事態(切迫事態) と認定しますよ

なぜならこんな理由で~

 

って決めるって事っぽいね、これは

 

だから元のニュース記事に

いずれのケースもこれまで認定されたことがない。

って書いてあるのさ。

 

一個一個認定するのか、めんどくさそうだ。

 

だから今の段階だと

違いは

一  武力攻撃 我が国に対する外部からの武力攻撃をいう。


二  武力攻撃事態 武力攻撃が発生した事態又は武力攻撃が発生する明白な危険が切迫していると認められるに至った事態をいう。


三  武力攻撃予測事態 武力攻撃事態には至っていないが、事態が緊迫し、武力攻撃が予測されるに至った事態をいう。

 

位しか言えないのか?具体的な事例は認定された事ないから何とも言えないのか

 

武力攻撃事態等及び存立危機事態への対処フロー

 

 

じゃあ、武力攻撃っぽい事が起こったら、どういう風に攻撃に対処するのかな

ってフローがこちらでございます

 

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ソース

防衛省・自衛隊|平成28年版防衛白書|4 武力攻撃事態等及び存立危機事態における対応の枠組み

 

因みに最初に作成している対処基本方針案は

これね

 

対処基本方針に定める事項は、次のとおりとする。


一  対処すべき事態に関する次に掲げる事項


イ 事態の経緯、事態が武力攻撃事態であること、武力攻撃予測事態であること又は存立危機事態であることの認定及び当該認定の前提となった事実


ロ 事態が武力攻撃事態又は存立危機事態であると認定する場合にあっては、我が国の存立を全うし、国民を守るために他に適当な手段がなく、事態に対処するため武力の行使が必要であると認められる理由


二  当該武力攻撃事態等又は存立危機事態への対処に関する全般的な方針
三  対処措置に関する重要事項

 

つまり、ヤバイ事があっても国会の承認を得なければ何も出来ないし

裏を返すと、政府が適当にどっかにいちゃもんつけて

武力を使う事も出来ないって事 なのか?

 

と言うわけで

何か詳しくわかりましたら追記します