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平成30年4月1日からビールの定義が変わるって話

6/1から酒税法が改正されてビール類が値上がりしたとかそんな話があるんだけれども

 

そんなのはもうただの値上がりだからぶっちゃけどうだってよくて

そんな事より平成30年4月1日からビールの定義が変わっちゃうって話

 

こっちは値上がりじゃなくて

「ビールとは!」

みたいな話だからビール好きの皆は知っておいても

損は無いと思う。

 

 

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現状のビールの定義について

 

酒税法では現在のビールの定義はこうなっている

 十二 ビール 次に掲げる酒類でアルコール分が二十度未満のものをいう。
イ 麦芽、ホップ及び水を原料として発酵させたもの


ロ 麦芽、ホップ、水及び麦その他の政令で定める物品を原料として発酵させたもの(その原料中当該政令で定める物品の重量の合計が麦芽の重量の百分の五十を超えないものに限る。)

 

なんかわけわかんないからこっちを見てくれ

酒税法 | おいしいビールができるまで | サッポロビール

 

ビールの定義

・原料(水・ホップを除く)における麦芽の使用率が2/3以上
・ビールで使用可能な原料を発酵させたもの
・酒類(アルコール分20%未満)
・発泡性

 

使用可能な原料

麦芽・ホップ・水・麦・米・とうもろこし・こうりゃん・ばれいしょ・でんぷん・糖類・カラメル

 

麦芽使用率

麦芽使用率2/3以上

 

んでもって、今の酒税法だとビールの定義の一つとして、麦芽使用率が約67%以上 となっている

 

麦芽使用率とは

ビールを作る時に使う原料のうち

麦芽が占める割合(水、ホップを除く)

 

 

ロ 麦芽、ホップ、水及び麦その他の政令で定める物品を原料として発酵させたもの(その原料中当該政令で定める物品の重量の合計が麦芽の重量の百分の五十を超えないものに限る。

 

青字の部分を噛み砕くと

麦芽+定める物品でビールを作っていいんだけど

 

麦芽以外の原料の重量は

麦芽の重量の半分以下じゃなきゃいけない

※水 ホップは除く

 

ちょっとややこしいんだけど

100kgの麦芽を使ってビールを作ったとする 

この場合 麦芽以外の原料は0kg

よって当然ビール

 

60kgの麦芽40kgのトウモロコシでビールを作る

この場合は麦芽以外の原料の重さが (トウモロコシ40kg) 

麦芽の重さの半分(60kgの半分は30kg) を超えている

よってビールじゃない

 

つまり麦芽使用率60%だと(全体の原料が100kgで麦芽が60kgだから60%だよね)

 

ロ 麦芽、ホップ、水及び麦その他の政令で定める物品を原料として発酵させたもの(その原料中当該政令で定める物品の重量の合計が麦芽の重量の百分の五十を超えないものに限る。

 

の条件が満たせない

 

じゃ、麦芽67kg、トウモロコシ33kgでビールを作る

この場合は麦芽以外の原料の重さが (トウモロコシ33kg) 

麦芽の重さの半分(67kgの半分は33.5kg) をギリギリ超えていない!

よってビール!!

 

つまり麦芽使用率67%だと(全体の原料が100kgで麦芽が67kgだから67%だよね)

 

ロ 麦芽、ホップ、水及び麦その他の政令で定める物品を原料として発酵させたもの(その原料中当該政令で定める物品の重量の合計が麦芽の重量の百分の五十を超えないものに限る。

 

がギリギリ満たせる!!!

 

だからニュースとかお酒メーカーのサイトには

「ビールは麦芽使用率が67%以上の物」とか書いてあるのだ

 

以下、結構前に作った絵だけど下手だからあまりちゃんとみなくて良い

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酒税法 | おいしいビールができるまで | サッポロビール

やっぱりこっちを見てくれ

 

ビールの酒税について

酒税の税率 : 財務省

 

 

ややこしいんだけど

酒税法上はビールの定義は麦芽比率が67%以上の物

 

だけど

 

酒税の税率では

麦芽比率50%以上で一番高い税率が適用されてしまう

ああわけわかんねぇ

 

酒税の税率

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なんでこの区切りとビールの定義の区切りを同じにしなかったのかは謎である

 

だから麦芽比率が60%とかの中途半端な発泡酒は

酒税法上は発泡酒 なのに払う酒税はビールと同じなんだよね

ああ可哀想

 

平成30年4月1日から改正されるビールの定義について

 

んじゃ一体来年からビールの定義がどう変わるんだよ!!

 

えー、こうなります

ロ 平成 30 年4月1日から改正されるもの


(イ) 改正の概要
A ビールの麦芽比率(ホップ及び水を除いた原料の重量中、麦芽が占める割合をいいます。)の下限が

100 分の 50 まで引き下げられるとともに

使用する麦芽の重量の 100分の5の範囲内で使用できる副原料として

果実(果実を乾燥させたもの、煮つめた
もの又は濃縮させた果汁を含みます。)

及び香味料(コリアンダーなど一定の香味料)
が追加されます。

酒税関係法令等の改正|酒税|国税庁

 

つまり

 

麦芽比率の下限

67%から50%へダウン

 

使っていい物に追加

果実、香味料

 

っつー事なのだ!!

 

図に纏めるとこうなる

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 だから何だよ!

って思う人も居るかもしれない

 

ビールの定義が変わるとどうなるの?

 

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えー、ビールと名乗れる麦芽比率と

酒税の税率の麦芽比率の区切りが同じ50%以上になるので

 

今まで麦芽比率55%とかで

酒税法上は発泡酒と名乗らなければならないのに

酒税の区分では高い税金を払う羽目になっていた

可哀想なお酒が救われます。

※因みに具体的に何かは知りません

 

因みに大手の発泡酒は殆ど麦芽比率25%未満だそうで

あまり関係無さそうです

ビール定義:麦芽50%以上に見直しへ 政府・与党が緩和 - 毎日新聞

 

 

フルーツビールが発泡酒じゃなくてビールになる かも

 

 

weekly.ascii.jp

 

現在、果汁が使われているコイツらは酒税法上は発泡酒なのである

※容器には発泡酒 と書かれているはず

が!

 

先述の条件を満たしていれば こいつらもビールになるのだ!

 

一応政府の狙いはこんな感じ

個性的な味わいが人気の「クラフトビール」や輸入ビールの中には、麦芽比率が67%にわずかに届かなかったり、香辛料など規定以外の原材料を使っていたりするため、ラベルに「発泡酒」と表記して販売しなければならないケースがある。その場合でも、麦芽比率が50%以上ならビールと同じ高い税額を適用するルールがあり、業者から「イメージは低下するのに、税負担は大きい」などの不満が出ていた。

 定義の見直しで、これらもビールと表記できるようになる。政府・与党は、見直しを通じて大手メーカーや、特徴あるビールをつくる小規模メーカーなどの商品開発意欲を後押ししたい意向だ。国内の大手メーカーの発泡酒は基本的に麦芽比率25%未満のため、影響は受けない。

 

 まぁ、ビールの定義を変えて、今まで発泡酒だったものもビールになれば

酒税の税収が増えるのかもね

ただここら辺はちゃんと試算してないし考えてないからわかんね

 

改正後の新製品が気になる

 

wikiからで失礼

アサヒビール - 「アサヒ ザ・ドリーム」


キリンビール - 「キリン一番搾り生ビール」

「一番搾りプレミアム」「ハートランドビール」


サッポロビール - 「ヱビスビール」「サッポロクラシック」


サントリー - 「ザ・プレミアム・モルツ」「ザ・モルツ」

麦芽100%ビール - Wikipedia

 

日本のビールで麦芽比率100%の物は上記のビールですよ

 

んでもって

いや、ここから先は妄想なんだけど

 

例えば改正後に

麦芽比率50%の新製品が出てきたとして

※多分100%じゃない製品は積極的に麦芽比率は明かしてないと思うけど。。。

 

改正後だと当然「ビール」って名乗れるよね

だけど麦芽比率的には今までだと発泡酒だったわけで・・・・・

 

ま、ただの妄想っすわ

 

それじゃ!